Source: Guide to starting strategy as Prussia (By Lamprey)

プロイセンの序盤戦略手引き

たくさんのプレイヤーがプロイセンでのプレイについて質問してくるので、ちょっとした戦略ガイドを投稿することにした。 熟練者の方でコメント、指摘、忠告等あれば忌憚ないコメントをいただきたい。これによってより完全なものになるだろう。 プロイセンで何とかプレイできるようになれば、他国でプレイするのは難しくないだろう。

プロイセンでプレイを開始するさいに気を付けるべき点は2点ある。予算と国際市場だ。

予算の初期設定

プロイセンの予算の初期設定は、他国でも応用がきくと思う。 租税は、中産/上流階級については49.22%とし、下層階級については60%以上とする。ゲーム序盤では闘争性について心配する必要はないし、工業化のために搾り出せるだけの資金を必要とするからだ。 中産/上流階級の租税を50%以上にしないのは、下層階級へ落ちぶれて貴重な資本家や事務員を失わないようにするためだ。

教育は100%に固定し、犯罪対策は最初の30年くらいは0%にしておき、社会支出は最大にしておく。 何ら改革を行っていないにもかかわらず、スライダの位置によって人民の闘争性/政治意識へ影響があるからだ。これは次のパッチでは修正されるかもしれないが、少なくとも今は活用すべきだ。

通常、陸軍支出は1/3位でよいが、プロイセンが戦わねばならない序盤のいくつかの戦争のさいには、師団を完全戦力に戻す必要がある。

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国際市場の初期設定

第一に、国際市場もちょっといじる必要がある。そんなにやることがあるわけではなく簡単だ。煙草、通常家具、魚介類について、10購入にする。また、プロイセンにとってきわめて重要な設定も必要である。鉄鉱石/原木を30購入にして、製鉄所と製材所へ原料を供給し、工場の新設に備える。

第二に、機械部品を購入50とする。Victoriaでは、開始時点で国際市場にわずかながら機械部品がある。開始時点で少なくとも15以上の威信があるうちに、いくつかをくすねておきたい。機械部品は序盤には入手が難しいうえ、プロイセンには失業者が溢れかえっている。すくに、しかもたくさん工場を建設する必要があるのだ。

第三に、綿花と染料を10購入にする。プレイセンには最初から衣類工場と織物工場があり、通常衣類はゲームの間ずっと金づるになるから、もっと工場を建設したい。だから、原料の供給を確保したい。

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工場の建設

ここまでの初期設定を行ったら、ゲームを一時停止して1週間ほど空回しする。 やった!機械部品が手に入った!さらにゲームを一時停止してこれらの機械部品と鉄鉱石を投入して、可能な限り工場を建設する。

工場を建設すると借款をすることになるだろうが、全然かまわない。無借金で工場を建設するため数ヶ月を待つとしたら、労働者が無職である時間が長くなってしまう。 労働者は、オーストリア、ロシア、ベルギー、スイス、オランダに翌年工場が建設されたとたんに移民を初め、プロイセンの工場が建つ前にいなくなってしまうだろう。

人手があまっているなら、工場を建設するさいには、既存の工場を拡張する方が良い。これにより犯罪対策の費用削減ができる。工場1つあたり5ポンドの犯罪対策費用が必要となるが、拡張する場合には必要ない。つまり、25の労働者が働いている水準5の工場も、5の労働者しか働いていない水準1の工場も、同じ費用で済むのだ。

工業化のさいには、基本的な3種類の原料の供給を確保せねばならない。木材、鉄鋼、セメントだ。これらは工場、植民地施設、鉄道、要塞その他の建設に必要である。なるべくなら国内で賄うべきだ。セメントについては、何かを建設するとき以外は無価値なので、ザクセンにある水準2の工場1つで当面は足りるし、そもそも安いので国際市場からいつでも購入できる。材木は多少は金になるし、後に生産できるようになる製紙、家具の原料にもなるから、もう少し必要だ。6〜7工場でいいだろう。最後に鉄鋼は、それ自体金のなる木だから、あればあるほどよい。但し、ゲーム中盤から、鉄鉱石が国際市場で入手しづらくなることには注意。他国も鉄鋼を生産するので、鉄鋼の生産を続けるためには威信を高い水準に維持する必要がある。幸いにもプロイセンについては、後述のとおり威信は申し分ない。

また、機械部品のうち3、4個はとっておくこと。すぐに必要になるから!

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プレイ開始

さっそく、ベルギーの独立承認が発生する。ベルギーと良好な関係を築くために承認するとよい。ベルギーの研究機関は産業科学指向であり識字率も高いので、産業/経済技術については世界の先頭に立つことだろう。プロイセンは最初から研究点が余るので、われわれが陸軍や文化技術を開発する間、ベルギーは格好の技術取引相手となろう。

ハノーバー侵攻

経済の設定が終わったら、ハノーバーとの国境付近に陸軍を動かそう。労働者が豊富なドイツ諸邦の一つであり、わが国と同じ文化を持っている。自国の文化に属するPOPは、そうでないPOPよりも効率的に働き、工場からの利益を大幅に増大させる。2倍以上にだ。陸軍が配置についたら宣戦布告する。十分に計画を練っておく必要がある。ハノーババーは、Victoriaではとてつもなく強大な大英帝国の衛星国である。迅速に戦争を終結させることができれば、大英帝国が上陸してもわが国を攻めきることはできまい。

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緑の線は各所の陸軍がハノーバーに侵攻する予定径路を示す。4個騎兵師団からなる軍は現下のプロイセンの最強部隊なので、現在、任官できる唯一のリーダを割り当てることにしよう。リーダに率いられた陸軍は、敵地の占領をリーダ無しの軍よりもかなり迅速に行える。騎兵は移動も早いので、たくさんの領邦を占領できよう。

ハノーバー全域を占領したら、衛星国にする必要がある。他国を衛星国にすると、宗主国は自動的に、宗主国の本土たるべき領域を全て自国に編入できる。ハノーバーの全ての領域はプロイセンにとっての本土なので、首都以外は全てプロイセンに編入される。また、全域を占領してしまえば、戦争点とは無関係に、衛星国化する条件での和平が受諾されるので、大英帝国との戦争も終結する。

新しいハノーバー州を見てみると、無職の工員や事務員が溢れかえっている!今こそ、さきほど残しておいた機械部品を使って、彼らが移民する前に就労できるよう、できるだけ工場を建設しよう。

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ドイツ諸邦侵攻

ここでジレンマに遭遇する。幸いにも研究点は余っているので、研究に悪影響を与えることなく、教育支出を2年ばかりゼロにすることもできる位なのだが、威信がたいそう低いのだ!そこでプロイセンを強国にし、史実よりも30年ばかり早く最高の状態に導くために、次の戦争を計画する。ドイツ諸邦をすべからく屈服させるのだ!

ちょっときいた感じでは大戦争だが、実はそれほどでもない。それは、われわれがドイツ諸邦を「好き放題に」攻めようとしているからだ。私が「好き放題に」といったのは、VictoriaのAIの反応を知っているからだ。通例、AIは近隣の国家(つまりわれわれ)が総動員をかけると自動的に総動員をかけるのだが、同盟国は、総動員をかけない。プロイセンは全ての全てのドイツ諸邦と防衛協定を結んでいるので、総動員を安全に行うことはでき、相手国が総動員をかける前に攻撃できる。これは重要だ。AIファイルにバグがあり、ババリア、バーデン、ウュルテンベルグ、その他のドイツ諸邦には、おそろしいほどの総動員プールがある(1国あたり50個師団分もの大きさだ!)。このたびの戦争ではこれらの南部諸邦を攻めるつもりはないが、総動員をかけられてしまったら、他国を攻め取る前にこちらがやられてしまう。

総動員をかけて軍隊を補充しよう。2ヶ月位で戦争を終結させる必要があるだろうから、総動員をかけ、最大の効果を発揮するように軍隊を配置する。陸軍通行権があるので、敵国内に予め陸軍を動かしておくこともできるが、宣戦布告した瞬間に敵軍と領邦を共有した状態になり、自動的に敗北して消滅してしまい勿体ないので、国境付近に配置しよう。

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ドイツ諸邦は小さいのですぐに占領でき、戦争の展開が芳しくなければすぐにでも戦争を終結させることができる上、オーストリアと結んでいる防衛協定はプロイセンが例外とされている。これはオーストリアが侵攻してこないことを意味する。オーストリアはまだ弱体でプロイセンを撃破できないから、そもそも大した問題ではないように思うかもしれないが、戦争が始まるとVictoriaのAIは軍を増産するようになる。1866年の6週間戦争でドイツの覇権をかけた戦いに勝つまでは、オーストリアには弱いままでいてほしいから、現時点での軍拡は望ましくないのだ。

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ヘッセ・カッセルに宣戦布告する(他のドイツ諸邦でもよいが、なるべくたくさん併合したいので)。戦争準備がない諸邦への侵攻は容易で、すぐに大半を占領できるだろう。領邦数が3以下の諸邦はすぐに併合できる。予定のドイツ諸邦を全て併合したら、ヘッセ・カッセルを衛星国として戦争を終結させ、相当な威信を獲得する。威信が上昇すれば、機械部品もいくつか入手できるようになるだろう。それらを使って占領地に雇用を創出する。拡大再生産を目指して、鉄鋼や通常衣類の工場を建設/拡張する。

資本家の養成

戦争が終結したら、借款を返済し、資本家を養成し始める。ここでちょっと時間をいただいて、資本家について詳細に説明しよう。

資本家にはさまざまな利点がある。その1つはいうまでもなく、租税収入だ。資本家を養成すればするほど、いずれは租税収入が多くなり、下層階級/中産階級の税率を10%前後にできるくらいの収入がもたらされる。これにより闘争性が低下するので、叛乱を防止することができ、プロイセンについては1850年後半までに達成できるだろう。また資本家は、在住する州の工場の生産性を向上させる。生産性の増大は10%を上限として比例的であり、養成された資本家POPの大きさによって特典が決まる。10,000名ならば1%、100,000名ならば10%となる。当然、その州の最大のPOPを資本家にすべきであり、できれば2つくらいはそうしたい!

さらに資本家は、研究点の生産にもかなりの特典を当てる。人口の15%位が資本家となれば、プロイセンは1ヶ月あたり1研究点を生産できる。年あたり10点必要(大半の技術の研究費用。我が国は秩序を国民的価値とする国なので、軍事技術については9点)ななので月当たり0.83が最低必要となるが、余った分はベルギーとの技術取引に使うことができ、しょっぱなから技術面で優位に立てる。

目安としては、州あたり最低1、2個の資本家を養成すべきである。個人的には、総人口の15〜20%程度に維持し、他の階級への租税を早めに下げられるようにするのがいいと思う。

1840年のプロイセン

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この手引きにしたがった結果、1840年のプロイセンはこうなった。威信、産業は、大英帝国を抜いて世界一となり、130ポンド/日の収入がある。鉄道建設前であり、資本家POPの養成をまだ半分くらいの州でしか行っていない状態でこうである。1845年位に、養成が完了して水準1又は2の鉄道が建設されたら、収入は200ポンド/日まで跳ね上がり、プロイセンは容易に次の行動を起こせるだろう。


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Last-modified: 2020-04-01 (水) 18:24:56